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執筆者の写真山口智輝

【 なんとなく引渡日決めたらだめです! 】新築アパート

更新日:2023年7月9日



あと半月ほどで2022年も終わりますが

今年はどんな年だったでしょうか?


現在新築を建てていて

もうすぐ引き渡しです!


という大家さんもいるかと思います。



新築アパート


以前、大家さんが新築のアパートが

年末に引き渡しなんですよ〜と

嬉しそうに言っていました。



「年末に引き渡しになる理由って何かあるんですよね?」



とお聞きしたところ、



「建設会社から年末引渡しをしたいとの要望があったので」



とのことでした。


「1月1日に不動産を所有していると

その年から固定資産税がかかりますが

いいんですか?」



とお話ししたところ



「えっ‥そうなんですか‥」




って^^;




1月2日以降ならその年は

建物の固定資産税がかかりませんが


1月1日に建物を所有していると

建物の固定資産税がかかります。



年内に引渡しをする理由が他にあれば別ですが

そうでなければ、1月2日以降の引渡しのほうが

メリットがあります!

※固定資産税をたくさん払いたい方は別ですが‥



でも、建物が建っていないと

その土地は小規模住宅用地の特例

が適用されず、


固定資産税が1/6にならないんじゃないの?


と思われた方は、鋭いですね!




たしかに、1月1日に建築中の場合は、

建物が存在しないので

原則として小規模住宅用地などの特例は適用されず

土地の固定資産税は一時的に高くなってしまいます。


でもね、


前年度の賦課期日(1月1日)に住宅用地だったことや、

翌年度の賦課期日(1月1日)までに完成すること

などの要件を満たすと


小規模住宅用地などの特例が適用されるんですね!


だから1月2日以降の引き渡しで

いいんじゃないですか?^_^



なんとなく、新築アパートの

引渡日を決めたらダメですよ!




他にも、金融機関と何も交渉しないと


工事期間中はつなぎ金利だけを払い

引渡後、金利と元金の返済がスタートしますが、

交渉すれば、元金のスタートを

半年くらい遅らせることができます。


ある程度大きい物件だと次の物件の

自己資金くらいになったりもします。


この様なことは


知っている大家さんは知っていますが

案外知らない大家さんが多いんですね。


こういったノウハウがたくさんあるので

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って言えるんです。



※もちろん入会頂いた方には、

決算書等専門家のチームで分析し

改善提案をしますが^_^


普通に知ってるか知らないかで

数百万円変わりますよね!


クライアントさんが



「えっ!!」


って驚く姿に喜びを感じてます(笑)





ここまで、お読み頂き

ありがとうございます!


山口 智輝






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新築アパート


山口 智輝 プロフィール


不動産コンサルタント

amazonランキング1位獲得 (会社継承部門)




 

不動産活用コンサル実績 30億円

アセットクリエーションズ株式会社 代表取締役

福井実践する大家の会   代表


一般社団法人 日本不動産賃貸経営適正化協会 理事

一般財団法人 日本不動産コミュニティー 福井支部長

J-REC公認不動産コンサルタント

J-REC公認相続コンサルタント

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