「不動産相続の際に戸籍謄本は必要なのか知りたい。」
「戸籍謄本が必要だけど、どこで発行してもらえるかわからない。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
相続する際は多くの場面で戸籍謄本が必要なため、忘れずに準備しましょう。
今回は、不動産相続における戸籍謄本についてご紹介します。
□戸籍謄本が必要となる場合
不動産相続の場合には、まず相続人を調査するために戸籍謄本が必要です。
また、遺産分割の際にも必要になることがあります。
家庭裁判所への手続きの際は、コピーを添付するだけで認められることがあるため、家庭裁判所へ確認しましょう。
さらに、不動産の名義を変更したいときにも必要です。
銀行の口座や相続の登記に使いますが、こちらもコピーで済むことが多いです。
加えて、相続税の申告の際にもコピーでの添付を求められます。
このように不動産の相続手続きだけでも多くの戸籍謄本を用意しなければいけません。
多くの場合は、コピーで済ませられますが、念のため原本を持ち歩くことをおすすめします。
相続の形式や法定相続人の種類、市区町村の対応によっても必要な戸籍の種類や枚数が異なります。
そのため、間違いをしないように役場の方に確認しましょう。
□戸籍謄本を取り寄せる方法
戸籍謄本を取り寄せるには、2つの方法があります。
まず、本籍地の市区町村の役場に戸籍謄本を請求してください。
その後役場に直接出向くか、郵送で受け取れます。
結婚や引っ越しで本籍地と異なる市区町村に移っている場合は、以前の本籍地に戸籍謄本を請求しましょう。
市区町村の役場で戸籍謄本を請求する場合は、戸籍をもらうための申請書と印鑑、本人確認書類を持参しましょう。
申請書は出向く前に必要事項を記入して行くと円滑に手続きを済ませられます。
申請に詳しくない方は、窓口で必要な戸籍謄本を伝えて、職員方の指示に従いましょう。
郵送で請求する場合も、印鑑を押印してある申請書と本人確認書のコピーを郵送しましょう。
また、手数料の小為替も必要になるため、注意してください。
さらに、返送用の封筒と切手の同封を忘れずに同封してください。
□まとめ
今回は、不動産想像における戸籍謄本についてご紹介しました。
コピーするにしても多くの枚数が必要であることをご理解いただけたでしょうか。
戸籍謄本の取り寄せは郵送で行えるため、本籍地とは離れた場所に住む方にとっては便利ですね。
弊社は、不動産のコンサルティングを行っているため、ぜひご利用ください。
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