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執筆者の写真山口智輝

不動産相続における確定申告について紹介します!

更新日:2023年7月11日

「不動産を受け継いだけど、確定申告が必要かわからない」


「不動産を受け継いだ際に、やるべきことを教えて欲しい。」


このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。


所得税は確定申告不要だが、相続税は必要であることをご存知ですか。

そこで今回は、不動産相続における確定申告についてご紹介します。



□土地を受け継ぐと確定申告する必要があるのか


所得税は個人の収入にかかりますが、贈与税や相続税は受け継いだ不動産で対価を払うことなく手に入れたお金にかかります。

そのため、遺産を受け継いだ場合、原則的に所得税の確定申告は不要です。

しかし、所得税の確定申告をしなければいけないことがあります。

賃貸アパートや駐車場を受け継いだ場合は、不動産から生じた所得に対して確定申告をしましょう。

また、受け継いだ不動産を売った場合にも所得税の確定申告が必要です。

この場合は、所得税を大幅に減らせる特例を使えるため、利用できると嬉しいですね。

さらに、相続した財産を寄付した場合も所得税の確定申告が必要です。

この場合は、確定申告をした方が節税できるため、確定申告をすることをおすすめします。



□不動産を相続した際にやるべきこと


*名義を変更する


こちらは相続した不動産の所有権を自分の元へと移す作業です。

つまり、父親が持っていた土地を自分が相続する際は、所有権が自分へ移ったことを報告する必要があります。

名義変更は必ず行う必要性はありませんが、名義変更をしないとデメリットが生じる恐れがあるため注意してください。


*相続税の申告


相続税は、土地や現金を合計で3,600万円以上かかった時に申告する必要があります。

相続税の申告を怠ると、家に税務調査の方が訪れたり、多額の税金を支払うことになったりします。


*準確定申告をしよう


準確定申告は、賃貸アパートや駐車場などの利益の発生する不動産を受け継いだ際に必要となる手続きです。

こちらは、相続される方つまり亡くなった方などの代わりに相続した方が確定申告の手続きをすることです。

確定申告は1月から12月に発生した収益を3月に申告します。

その間に不動産の所有者がなくなると、それまでの収益を申告できませんよね。

そのため、相続した方が相続された方の分まで確定申告をする必要があります。



□まとめ


今回は、不動産相続における確定申告についてご紹介しました。


確定申告とその手続きについてご理解いただけたでしょうか。


土地に関する手続きには名義変更、相続税の申告、準確定申告の3つがあります。

弊社は不動産相続に関する無料相談を行なっているため、ぜひお気軽にご相談ください。


 

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