「両親が所有しているマンションを相続した場合に発生する税金は?」
「そのときは所有者の名義変更手続きって絶対に必要なの?」
不動産の相続は複雑なこともあり、正直分からないことだらけで不安ですよね。
そこで今回は、「マンションを相続するときに課せられる税金や名義変更」について詳しくご紹介します。
□マンションを相続するときに課せられる税金
マンションを相続するときに発生する税金は大きく分けて2つあります。
1つ目は、「登録免許税」と呼ばれる税です。
これは、不動産を相続したときに「所有権移転登記」が必要になり、その際に支払う必要が発生する税を指します。
この登録免許税は以下の計算式で算出できます。
「登録免許税=固定資産税評価額×0.4」
より現実的にマンションの相続を検討するためにも、一度この計算式を使って登録免許税の概算を出すことをオススメします。
2つ目は、「相続税」です。
これは、相続したときに得るマンション(遺産)が一定の金額を超えることで発生する税です。
相続税も同様に、以下の計算式を使って算出できます。
「相続税=(すべての相続財産額−基礎控除額)×相続税率」
この計算式から分かることとして、基礎控除額が相続する財産額を超過した場合のみ、相続税が発生します。
□マンション相続に伴う名義変更の必要性
マンションの相続には名義変更が絶対に必要なの?
このように心配されている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
ご安心ください。
不動産の名義変更は、相続するときに必ず実施しなければならない手続きではありません。
しかし、2020年以降には不動産の名義変更は義務化されますので、必ず行う必要が生じます。
これはマンションだけに限らず、どの不動産を相続するときにも当てはまります。
名義変更の義務化の背景には、マンションの所有者が分からなくなることを防ぐ目的があります。
そのため、今すぐには特に必要ではないけれども、いずれは必ず名義変更をする必要があることを把握しておきましょう。
ただ、義務化の前に早めに名義変更を行っておけば確実に安心できるでしょう。
□まとめ
以上、「マンションを相続するときに課せられる税金や名義変更」について詳しくご紹介しました。
特に、マンションの相続を検討されている方は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?
不明点や疑問点があれば、ぜひお気軽に当社にご相談ください。
みなさまの当社のご利用、心よりお待ちしております。
コメント